デジタル人材とは(マインドセットが大事)
みなさん、こんにちは代表の小林です。 本年も宜しくお願いいたします。
DXに向けたデジタル化の推進が言われ続けてますがIPAの「DX白書2021 エグゼクティブサマリー」を読みながら弊社へのお問合せ内容と照らし合わせてみると現状は書かれてる通りの状況になっております。その原因を考えてみました。
<進まない原因はデジタル人材の不足>
最近は自治体との商談を多くしており、よくよく話を聞くと何処も同じ内容で進んでいないをのに気が付きました。
「デジタル人材がいない」又は「いても数年で部や課を移動する」という状況です。
そして一部の部署や特定の課でしか人材がいないためデジタル化されたシステムを作る人もいないし使う人も極僅かになっています。これは自治体だけではなく一般の企業においても同じ状況になっています。
<そもそもデジタル人材って?>
ではデジタル人材ってどんな人材なのか? 色々な定義がされているのですが、ザックリ言えば「デジタル技術を活用して企業のDX推進を経営層/管理層/ユーザーへ進めて行ける人」になります。
<デジタル人材に必要なスキルは?>
では、どんなスキルが必要になるのでしょうか?現場での使い易さから運用方法に開発知識と費用対効果やセキュリティ関連に経営層への説明といったマネージメントまで内容も幅広く様々なスキルが必要となっております。 ただ本当にそうなのでしょうか?私はそうではないと思っております。
<デジタル人材にはマインドセットが出来る環境が大事!> スキルに関して難しいこと言っても進まない事に気が付いて欲しいです。 そしてデジタル人材は採用するよりも自社の中で各ポジションにいる人をデジタル人材に教育していく事で推進するのが一番です。
そのために重要なのが「マインドセット」になります。
現状を変えたい、現状踏襲をよしとしない
自ら新しいものを生み出す
発想を転換できる
単一施策や短期的な結果で評価・判断しない
こういったマインドが定着する環境を組織がきちんと用意しスモール単位でのトライ&エラーを繰り返しながら組織にあったDX推進を模索して土台を作っていくのが重要です。
<まとめ>
何を使うかより先ずはデジタル人材を育成できる環境が出来てるのか!本気で土台となる環境を創れるのかが重要になります! そうすればデジタル人材の育成とDX推進の2つを進めて行けます! 今が変わる時と本気になってみては如何でしょうか?