達人が教えてくれた「聞く力」のコツ

こんにちは。 DX推進事業部の藤野です。

あっという間にもうすぐ12月。
子供たちへのクリスマスプレゼントをそろそろ考えておかないと!

今日は、「聞く力」をテーマに書いてみようと思います。

どんな職種の仕事をしていても、コミュニケーション能力は不可欠です。
時代の変化が速い今、答えがすぐに出ない事に取り組む、誰も答えがわからない事にチャレンジする事が当たり前になりました。
聞く力が高いか低いかは、その人のビジネススキルに直結します。

受け身にならずに聞く

よくこんなシーンがないでしょうか?

話を聞いた後に
「わからないことがありましたら質問お願いします」
と聞かれてシーンとなってしまう事。

ミーティングが終わった後に
「そもそも今日って何について話したのか、 決まったこと、決まらなかった事は何なのか?」 と自分でもあいまいになってしまう事。

・すぐに質問が思い浮かばない。
・何についての話だったのか、自分でまとめようとすると難しい。

人それぞれ様々な理由があると思います。

私が思う聞く力を磨く一番のコツは、
最初から「どんな事を質問しようかな」「聞いた話は後から自分でまとめる」気持ちで、受け身ではなく主体的に話を聞くことだと思います。

主体的に話を聞くにはエネルギーが必要です。
このエネルギーをキープするためには好奇心と理解したいと思う探究心が不可欠です。

聞く力を磨くことで、好奇心と探究心が満たされる良いサイクルを自分で作ることが大切だと日々感じます。


達人が教えてくれた聞く力のコツ

かつての同僚に、聞く達人がいました。
その人は聞く達人であると同時に質問の達人でもありました。

打ち合わせの時はもちろん、レクチャーで話を聞いた時に、いつも質問をしていた人です。
しかも「そうそう、それを聞いてほしかった!」とみんなが思う事を的確にわかりやすい言葉でテンポよく聞いてくれたのです。

その人に聞いた事がありました。
「ものすごく考えながら聞いてるよね?人の話を聞いてる時に何を考えてるの?」

その時にわかりやすい例えで教えてくれたコツをご紹介します。
私はなるほどなと思いました。

一言で言うと合コンを盛り上げるのと一緒

「聞く力っていうのは、コミュニケーション能力。シンプルに考えればOK。
その場を盛り上げてみんなにいい時間だったなって感じてもらうようにいろいろ聞いて、会話をする事だと思う。

やりがちなのは、自分が興味のある人(や話題)にだけしか反応しないって事。
これだと、全体が活性化しないのと、興味の対象が狭くなって可能性が広がらない。

自分が聞きたい事だけではなく、そこにいる人が今何を感じているのかを察して代わりに聞くのも、いろんな立場の人の気持ちを理解するのに役立つと思ってる。 聞く力を高めると何がいいって、自分自身が楽しくなるって事。
そうすると確実に、頭の回転は速くなる。だって、センサーを働かせながら聞いているから。
そして自分が聞いて答えてくれた事はなぜか記憶に残ってさらに知りたいなという気持ちになる。
だからまず自分が楽しむために考えながら聞いている。」

まとめ

いかがでしたか?

私がこの言葉を聞いてまず思ったのは「聞く力を磨くと人生が視野が広くなって楽しくなりそうだな!」という事でした。

そして、この言葉をきっかけに、主体的に考えて聞くことを強く心がけるようになりました。

合コンの達人(笑)聞く力の達人の言葉を胸に仕事でもプライベートでも聞く力を磨いていこうと思います。