他者との比較と自分らしさ

こんにちは!コラム当番を自己啓発の時間に利用しようと目論んでいる馬場です。

今回は「自分と他人を比較すること」について考えてみようと思います。
私は上記について、これまで深く考えずに生きてきました。
ですがSNSを使うことが主流となった現代、このテーマを避けては通れないと感じています。
特に創作活動していると余計に気になってしまって、もう隣の芝生が青すぎて目が痛くなりますよ笑

今回の趣旨は「比較すること」の是非を問うモノではなく、「自分のスタンスを明確にすること」が目的です。自分なりの考え方を整理しておく事で、本当の意味で心の安定や成長に繋がる気がするのです(繋がると良いな)

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なぜ比較するのか


まず初めに、人は比較するのが当たり前な生き物です。
無意識のうちに他者と比較して、自己を把握したり、判断材料にして生きている。
つまりは「物差し」にしているという事ですね。これを「社会的比較理論」と言うそうです。

調べてみた所感として、人間社会で生きている以上、比較を完全に無くすことは難しい気がします。
でも、比較に対する考え方を変える事は出来そう?

他人と比較する意味


他人との比較には主に2つのタイプがあるようです。

上方比較

自分より優れた人物(上)と比較して、気持ちを奮い立たせること。
特筆すべきは「気力が充実し、現状が安定している状態」でないと劣等感が生じ、自信を失ってしまうという点です。特にSNSは気持ちの充実度合なんて無関係に、キラキラした情報ばかり入ってきますよね。
常に気力が充実してる人なら良いかもしれませんが…

下方比較

自分より劣った人物(下)と比較して、優越感や安心感を得ること。
こちらで特筆する部分は「自信や気力を喪失している状態」で生じやすく、自尊心や自信を回復できる反面、現状維持になりやすい=上昇志向に繋がらないという点です。
ネガティブ思考に陥り易いという事ですね。

比較に意味はあるのか

調査してみて、どちらの比較も悪いとは思いませんでした。
ただ結局のところ、この比較って「優劣を付ける」ことが根本にありますよね。上とか下とか付いてるし。
自分が勝手に決めた尺度で他人と優劣を付け、一喜一憂することに意味はあるのだろうか?というのが率直な感想です。
特にSNSは人の一面しか見えないし、比較基準だって勝手に決めたモノ、その優劣に振り回されるのって何だか無駄な気がします。
なので自分としては「比較して優劣を付ける事に意味はない」という結論です。
比較を完全に無くすのは難しいと前述しましたが、優劣を決める為ではなく、「違いを認識するため」程度の感覚が自分には丁度良いかも。みんな違うから楽しい!

自分らしさ


今回、一番刺さった言葉です。
大切なのは自分らしさ。いや、良い言葉ですね。

他人と自分を比較して優劣に捕らわれると、自分らしさが発揮しづらくなるんだそうです。

ここで新しく出てきたのが自己肯定感です。
自己肯定感は、ありのままの自分、感情や価値観を肯定する感覚。
自己肯定感が低いと自信がなくなり、周りを気にしてしまう。

また、他人との優劣にばかり捕らわれていると、自己肯定感が低下するそうです。
自己肯定感が下がる主な要因は、競争・失敗・否定みたいですね。

つまり心の安定や自信、モチベーションを高めるには自己肯定感を高めた方が良い。
そして自己肯定感は、他人と比較して優劣を付けていると下がる一方である。
自己肯定感が低いと承認欲求が強くなり、自分と他人を比較して優越感を得たくなる。 要は小さなプライドを守ることばかり考える、マウンティングのスペシャリストに成り下がる可能性があるわけですね。
まさに負の悪循環って感じ。。人の心は難しい。。

まとめ


今回は自分の考えを纏めるのが目的なので、結論としては以下です。

・他人と比較して優劣を付けるなんて下らない。違いを楽しむ。
・自分らしさを大切に。もっと自分の良さに目を向けよう。
・相手も自分も否定しない。否定ダメ、絶対。

でも「自分らしく」って本当良い言葉ですよね。救われた気持ちになります。
クリエイターにとって、自分らしさは一番の武器。そして何より、自分らしい作品を作るのが一番楽しい。もっと精進しなければ!

今回も私の勉強にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
自己肯定感を高めるおススメの方法などあれば、ぜひ教えて下さい!