Work Breakdown Structureについて
こんにちは、DX推進事業部のくわたです。
最近、ヘアアイロンのカールができるものを買ったのでヘアアレンジの練習を始めました。習得するには、時間がかかりそうです。
さて、今日はWBSのことについて掘り進めていきたいと思います。
そもそもWBSとは何?
プロジェクト管理に使われるツールの一つで、Work Breakdown Structureの略称です。 Work (タスクを分ける) Breakdown (分解) Structure (構造化)というように
タスクを細分化して、木構造に整形してタスクを管理する。 工数や担当者、期限や納期という必要な情報が一覧として確認することができ、優先度がつけやすく抜けや漏れを防ぐことにもつながります。 また、ガントチャートと合わせて使用することも多いです。
WBSを使うメリットとデメリット
メリット
1.やるべきタスクが明確化されている
細かくタスクが表示されているので、作業のし忘れというものがなくなり漏れを防止することができる。
2.スケジュールが組みやすい
タスクごとに日数・期間という期限や役割分担が決められるので、感覚的に出すスケジュールよりもしっかりとしたスケジュールが組める。
3.タスクの関係を確認しやすい
タスクに取り掛かるというときに何ができていないといけないのかというのが一目で確認できる。 すぐにこれ確認しないといけないということがなくなり、スムーズに作業ができる。
4.タスクにかかった工数を確認できる
タスクごとにかかった工数を確認でき、全体のスケジュールの時間も把握できる。 今後同じ内容のタスクを行うときは、このくらいの時間でできるという基準ができる。
5.進捗が可視化できる
タスクの進捗を一目で確認でき、プロジェクトの進捗率がわかります。 また、遅れているタスクに対してすぐに対処することができます。
デメリット
作業している途中で追加のタスクが発生したときに、スケジュールの変更がある。
WBSを作成するときの注意点
1.情報を詰め込みすぎない
小さなタスクでも一つのタスクとして追加する。 この話はいつ決定したのかということがあったときにタスクとして追加していると、この時に決定したとすぐに確認できる。
2.確実なタスクを追加する
タスクを洗い出し、他の人と確認をしてから作成したほうがいい。 自分で洗い出しをした結果、必要なタスクが追加されていない・このタスクはいらないということがある。
3.常に最新化する
おこなったタスクについては更新をして、相手が見たとき、自分が見たときにわかりやすくしておく。
4タスクにかかる日数の見積
何時間あればタスクが完了になるのかを出し、1日のうちそのタスクにかけられる時間を出し、日数を決定する。このくらいだろうと日数を決めてしまうと、早く終わる分にはいいが、遅くなったときに、なぜこの日までに終わっていないのかということになる。
まとめ
私は、タスクをするときによくこれを確認するという場面があり、タスクに手を付けるまで長いときがあります。 また、タスクに対して、これくらいの時間でできるという基準がないので、同じタスクでもかかった時間はバラバラです。 WBSを使うと事前に確認ができ、直前に確認するという手間がなくなりますし、タスクに対してもこの時間で完了できるという基準が持てるので、個人的に作成して、使っていこうと思いました。