DX推進

f:id:k2kuni:20210525235350j:plain

DX(デジタルトランスフォーメーション)に関して毎日のように様々な情報が発信され、中小企業でもDXを推進して行く必要性を感じている企業が増えて来ております。

弊社への、ご相談も増えて参りましたが、お話を聞くと何から行っていけばよいのか?や、ある程度具体的な話でも、それ以前の部分からの対応が必要になり思っていた予算や期間では出来ないといった事が多くあります。

各種の、お問い合わせを伺ってきた中で、私が思う問題点から中小企業のDX推進に何かしらのヒントになることをお伝えしたいと思います。

 

■問題点

 ・DXを行う自社内の基盤が整っていない。
・大きい範囲でDXを考えている。
・やりたい事が次から次に出て来て、まとまらない。
・予算や導入期間などが具体的になっていない。
・人件費の削減をメインにしてしまう。

もちろん、どうせやるなら良いものを価格を抑えて出来る事を全部やりたいって気持ちはよくわかりますがDXを推進するために先ずは身近な事を最小単位で行っていくことが重要になります。

 

■どう進めていくのが良いか?

 下記の①~④のサイクルを小さい単位でおこない、少しずつデジタル化が出来る基盤を作っていくのが重要です。
①範囲を限定してデジタル化が出来る事を検討する。
  ↓
②デジタル化に必要な情報を集める。
  ↓
③スモールスタートで検証してみる。
  ↓
④検証結果を踏まえて自社内へ展開する問題点を整理して精査する。

f:id:k2kuni:20210525235717j:plain

 

■何から手を付ければいいのか?

 小さな事から少しずつ行っていけば大丈夫です。
今は簡単にクラウドサービスを利用してスモールスタートが可能です。

弊社も Microsoft の各種サービスを組み合わせて起業してから少しずつデジタル化を行ってまいりました。
下記は弊社の事例(一部)になります。
・自社ホームページの問合せを Microsoft Forms で作成しデータを社内で活用できるようにしている。
・社員への貸出備品を Power Automate のテンプレートから作成し社内でデータ管理している。
など。

 

■最後に

 必要なのはスモールスタートによるデジタル化を進め自社に合った基盤を定めてDXを本格的に計画して進めて行くとことです。弊社も小さな事からコツコツと進めて良い結果を生むことが出来ました。