テレワーク導入について

みなさん、こんにちは管理部ささです。

昨今ではさまざまな企業がテレワークを導入していますがどの企業も導入時は苦労をしたのではないでしょうか。
弊社もテレワークの導入決定から運用開始まで2週間という短期間で2020年1月末から全社員対象に導入した経緯があり、導入時は大変苦労しました。

そんなテレワークを2週間で導入した際に弊社は以下、3点を検討や対応を進めていきました。
 1.労務(勤怠・労災・光熱費)
 2.テレワークに必要なシステム
 3.テレワークに必要な備品

1.労務は、社労士の協力のもと、就業規則・出退勤の確認方法・労災範囲・光熱費の確認を行いました。
就業規則の変更点を確認
・社労士から就業規則の変更点やテレワーク時の勤怠ルールのアドバイスをもらい、2週間という期間では就業規則を変更できないためYammerを利用して全体へルールの周知を行いました。

②出退勤をどのように管理していけば良いのか。
・弊社では Power Platform を利用し、出勤、退勤、出勤時の体温入力し、打刻するアプリをTeamsとへ通知し、出退勤報告を行い体調管理を含めて管理を行いました。

③労災の適用範囲を確認
・テレワークを行うにあたって労災の確認を社会労務士へ確認を行いテレワーク中の労災事例の確認だけ行いました。

④テレワークを行う際の光熱費
・自宅の光熱費を利用するため1日8時間勤務*20.5日で光熱費を計算し、在宅手当を支給を行いました。

2.テレワークに必要なシステム導入
今までオフィスで勤務をしていたため、自宅からのアクセスできるようにWVD(現:AVD(Azure Virtual Desktop))を用意し、セキュアな環境を準備し、接続時にエラーが起きた際は都度対応する方針で導入を行いました。CTO中村が対応してくれたおかげでスムーズに導入ができました。

3.テレワークに必要な備品
オフィスで利用していたPCを自宅に持ち帰ってもらい、会議時に表情がわかるように照明やマイク、イヤホン、作業をしやすいようにディスプレイを準備して各自へ配送を行いました。

このように2週間で通常業務を行いながらルール決め、周知を進めるには周囲の協力が必要であると感じました。また、取り扱う業務によってはセキュリティも重要になると思います。これから導入を検討しているが、何から進めて良いのか、わからない企業様は労務から検討すると良いと思います。 テレワーク導入でお困りごとがあれば、弊社でも導入支援が可能ですのでお気軽にお問合せください。