Dataverseの列が削除できない際の対処方法
こんにちは、DX推進事業部のくわたです。
今日は、Dataverse(旧:Common Data Services) を利用したアプリを作った際につまづいたところを話したいと思います。
Dataverseで列を削除したときに
「この列に依存関係が存在するため、削除できません。」
とエラーで削除できないときはありませんか?
私は最初、エラー文を調べてMicrosoftのDocsを読み、ビューやフォームに使っていると削除できないことがわかりました。
※削除した列は、違うテーブルのリレーションシップが張られていたりと、どこかに隠れて依存している先があり、 すべての依存を削除しないことには列の削除はできません。
エラーが出た際の対処方法は、以下の通り実施しました。
対処方法
まず、ソリューションを開きCommon Data Services Default Solutionを開きます。
そして、該当するテーブルを選択し削除したい列を選択します。
最後に、依存関係の表示を開きます。
削除したい列が使用されている場所を依存関係の表示で以下のことが確認できます。
コンポーネントの種類で削除したい列が使用されている種類
名前/IDで削除したい列が使用されている項目
削除
依存関係の表示で出ている項目を削除します。
列の削除
列の削除をしたら、テーブルを保存をします。 これでようやく列の削除ができました。
最後に
この方法だと一目で該当のテーブルがどこに使用されているかわかるので、ぜひ試してみてください。