社外コミュニティへの参加について

みなさんこんにちわ!りなたむです。

 

IT業界には様々な技術コミュニティが存在し、そこでは各テーマに沿った様々なイベントや交流だったり、勉強会なども行われていたりします。

そんな私も僭越ながら、いろんな技術コミュニティにて参加、そして登壇させていただいておりますし、いくつかの技術コミュニティの運営も行っております。

また、当社の社員に対しては技術コミュニティへの参加を強く推奨しており、活動内容に応じた評価制度も設けています。

では、なぜそこまでして技術コミュニティへの参加を強く推奨しているのか、本日は、それついてお話しさせていただきたいと思います。

新情報や活用方法など、様々な知見を得ることができる

ITの技術は日々進歩しています。この進歩スピードは、正に加速度的に増加しており、10年前のような文献やネットの情報だけでは到底抑えられるものではなくなりつつあります。
技術コミュニティの多くは、専門製品やサービス、言語などを基軸に運営されており、その中で活発な議論や情報共有などが行われています。

そういった技術コミュニティに参加することで、自ら学ぶより圧倒的に早く知見を得ることができると思います。

その知見を基に実際に試したりすることで自らの技術として習得することができれば、会社としてはその社員のスキルセットが増え、結果的に単価や売上の増加といったことが見込めるというメリットがあります。

活動を通じて仲間が増えることで様々なメリットが生じる

参加だけでなく、コミュニティ内で活動することにより様々な方から認知されることになります。参加者はもちろんのこと、そのコミュニティの運営者や技術における先駆者などなど、いろんな方とのコネクションを得ることができることで、相互な意見交換ができたり、最新情報をいち早く教えてもらえるなどということもできるかもしれません。

また、いろんな相談にも乗ってもらえるでしょうし、自らにはこの人たちがいるんだという自信にもつながっていくことでしょう。

会社としては、そういう後ろ盾があるというだけでも非常に強力な社員でしょうし、更には自信をつけてもらうことで、業務においても常に様々なプロジェクトにおいて引っ張っていってくれるそういう期待もできると思います。

アウトプットが増えることで実績がつく

登壇をするとなると、当然資料を作ったり、デモのためのものを作ったりといったことをしていくことになります。

その作成物は人前で発表するのですから当然アウトプット物となります。

スライド共有サイトやGitHubSNSなどでそういった内容を公開すれば世界中の目に触れられることになり、また、活動時の内容もSNSを通じて世界中に伝播していきます。

その結果、アウトプット物は一つの実績として昇華されていくことになります。
今すぐにはヒットしないものでも、何かをきっかけに急に注目を浴びることもあります。そうすれば、その実績が評価され、個人の評価も相対的に向上することになります。

会社としてはそういう社員がいるというだけでもものすごい価値を生むことになります。むやみやたらな広告を打つよりも、実績があり、様々な方に認知され注目されている社員がリツイートをするだけでも、広告効果は非常に高いと思います。

 

とりあえずざっと書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
薄々感づいている方もいると思いますが、これらのメリットは、全部私の実体験によるものです。

ですが、現にこういう結果が出ているからこそ、評価制度として認め、社外コミュニティでの活動を強く推奨しているのです。

ただし、あくまで推奨ですので強制はしていませんし、それ以外の評価制度も別途用意しています。

大事なのは、会社のメリットになることはどういうことか、社員自身が考えることも必要ですが、経営者としてもいくつか用意してあげることもまた大事なのかなと思う次第です。