コロナ禍での人事採用

3度目の緊急事態宣言が再々延長された中、
あなたの会社では採用活動をどのように進めていますか?


弊社では2021年度に新卒を3名採用することができました。
その中の一人は文系学科の学生でプログラミングの経験や知識がなかったのですが、
「コロナ禍がきっかけでITに興味を持った」という社員もいます。


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【採用どうする?】
コロナ禍で学生の就職の不安ももちろんですが、会社側としても採用活動はもちろん、採用後の研修や育成なども考えるとなかなか積極的に新卒採用ができない企業様もあるのではないでしょうか?従来の採用活動では難しい部分もあるかもしれません。


今回は、弊社がコロナ禍で採用活動をどう進めていったのかを紹介致します。


【弊社の採用までの流れ】

会社説明会の実施
 コロナ禍で就職セミナーや大規模な合同会社説明会は中止、もしくは対面からオンラインに切り替えたイベントも多い中、弊社もオンラインの就職イベントや会社説明会に参加していきました。
 また、会社の雰囲気を知りたいという学生さんには感染対策をした上で本社での説明会を実施いたしました。

・採用面接
 採用面接も会社説明会と同様リモートで、もしくは感染対策をした上で本社にて実施いたしました。
 採用担当の一人は東京に在住のため、会社説明会からリモートで参加しましたので、内定式に初めて会った新入社員もいましたが、オンラインでコミュニケーションをとることを意識したので特に面接とのギャップは感じられませんでした。

・内定通知後〜有償インターン
 内定者からコロナ禍でアルバイトがなかなかできないという相談があり、入社する前月の3月まで、アルバイトの雇用契約を結び、約半年間の有償インターンを実施しました。
 その間に勤怠や経費精算などの社内システムにコミュニケーションツールを使い、通常なら入社後に学ぶことに先に慣れてもらいつつ、各個人でPower Platformを使って学習をしながらアプリやシステムを作成していただきました。
 途中、緊急事態宣言の発令などで出社から在宅でリモートのインターンを実施し、柔軟に対応していくことで無事にインターン期間中にアプリの作成を完了することができました。
 入社後、新入社員の発信力の向上と社員との交流を兼ねて、自作したアプリやシステムを社内で登壇発表してもらい3名とも一生懸命に発表をしてもらいました。


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【最後に】
 弊社の採用活動はこのように進めていきましたが、情勢に合わせて対応をするのにも苦労をしました。
会社の採用のスタイルも大きく変化を求められる状況で就活生が企業に求めることも、ライフステージや自身の環境の変化を見据えて、リモートワークや時短勤務などの働き方を選択していける職場なのか、という部分も企業を選ぶ際の一つの指針になってくるかもしれません。
 企業によって可能なこと、不可能なことはありますが、人事採用を柔軟に進めることで柔軟な思考の人材を採用することができ、ひいては会社全体が柔軟に対応できる会社になっていくと思います。